ハワイでの運転に国際免許は必要?不要?

ハワイでレンタカーを借りる場合、レンタカー会社で国際運転免許証を提示しなくても日本の免許証とクレジットカードだけでレンタルすることができます。ハワイ州では、アメリカへ入国後1年以内は有効な日本の運転免許証で運転することが認められているためです。国際免許なしでレンタカーを運転する際は、入国後1年以内であることを証明するために、免許証の他に必ずパスポートを携行していなければなりません。

但し、このルールを認識していない警察官が稀にいます。また事故や交通違反などで警察官に免許証を提示する場合、ほとんどの警察官は日本語が読めませんので、処理や手続きが非常に長引きます。最悪の場合、無免許運転として扱われたという事例もあります。そういう訳で、ハワイで運転するために国際免許を取得される方もある程度いらっしゃいます。

とはいえ、国際免許証を取得するために免許センターに行くのは面倒なことです。そのような場合、大手レンタカー会社が導入している「運転免許証翻訳サービス」を利用するのもひとつの方法です。運転免許証翻訳サービスとは、日本の免許証を定められたスタイルで英語に翻訳するもので、翻訳されたフォームを携行することで国際免許なしでの運転が可能になります。有効期間は発行日から90日間です。但し、このフォームは公式の身分証明書にはなりませんので、余裕のある方は国際免許を取得しておくと万が一の時に安心です。

国際免許の取り方と交付までのスケジュール

国際運転免許証は、有効な日本の運転免許証を持っていれば誰でも簡単に取得できます。申請する窓口は、居住地(住民票がある場所)の都道府県の運転免許試験場や免許センター、免許更新センター、指定された警察署などです。たいていの場合、必要書類を揃えて窓口に提出すれば、15分から1時間程度で即日交付されます。国際免許所得のための試験や講習はありません。日本の免許証の有効期間の残りが1年未満の場合は、日本の免許証の期日前更新を済ませてから申請します。なお、免停中の方は申請、取得することができません。

国際免許の申請に必要な書類

  • 国外運転免許証交付申請書(申請窓口にあります)
  • 海外への渡航を証明する書類(パスポートなど)
  • 日本の運転免許証(有効期間内のもの)
  • 写真1枚(縦5cm×横4cm、過去6か月以内に撮影したもの)
  • 手数料:2,350円(平成30年3月31日までは 2,400円)

国外運転免許証交付申請書となっているのは、道路交通法で「国外」と表記されているためです。国外運転免許証も国際運転免許証も実際には同じものです。

国際免許の有効期間

国際運転免許証の有効期間は発行日から1年です。既に取得している国際免許証の有効期間が旅行期間中に切れてしまう場合、現在お持ちの国際免許証を返納し、新たに申請を行います。

国際免許お役立ち情報

国際運転免許証
国際運転免許証

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