ワードビレッジ
WARD VILLAGE
再開発が進むワードビレッジの現在
ワードビレッジは、アラモアナセンター西側のワード地区にあるショッピング、レジャー施設の総称です。アラモアナ、ワード、クイーンの3つの通りに囲まれたエリアに、ワードウェアハウス、ワードセンター、サウスショアマーケット、ワード16シアターズ、ワードゲートウェイセンターなどの商業施設があります。
1975年のワードウェアハウスのオープン以来、このエリアの中心となっていたのはワードウェアハウスとワードセンターでした。ワードウェアハウスは個性的なお店が数多く集まったショッピングモールで、2階建てのハワイらしいカジュアルな造りの建物に、ローカルに人気のファッション、雑貨、アクセサリー、フード等のお店が集まっています。ぶらぶら買い物していると掘り出し物が見つかるような、そんな雰囲気の場所です。ワードセンターには、ファッションやフード系のちょっとおしゃれなショップに加え、評判のいいレストランがいくつも並んでいます。ハワイリージョナルキュイジーヌの名店「3660オン ザ ライズ」のラッセル・スーが手がけるプレートランチレストラン「カカアコキッチン」や人気のカフェ「モカジャバ コーヒー」、ハワイ発祥の「アグラーメン」などの人気どころです。日本でも有名になったハンバーガーの「クアアイナ」が最初の支店を出したのもここでした(閉店済み)。
ここ数年では、新しくなったノードストロームラック(カマケエ通りから移転)とT.J.マックスなどが入ったビルが完成し、2016年はサウスショアマーケットがオープンしています。
もともと倉庫や工場が多かったこの地区では、使われなくなったそれらの跡地にファーマーズマーケットやロスドレス フォー レス、オフィスデポ(閉店)、スポーツオーソリティ(閉店)、ノードストロームラックなどの大型店が次々にオープンしました。ヴィクトリアワードセンターズからワードビレッジショップスに名前が変わり、再開発が進む中で新しいビルの建設に伴う移転や閉店があって、現在に至っています。
ワードウェアハウスは2017年7月で閉店
ワード地区では数年前より大手開発業者 ハワードヒューズ社の監督の下、ホノルル市のカカアコ地区の再開発事業とも連動し、街全体の再開発が進められています。ワードウェアハウスは残念ながら、2017年7月で営業を終了することになりました。すでに「エグゼクティブシェフ」や「リカーコネクション」などの人気ショップは閉店していますが、7月末までにすべてのお店が立ち退き、8月から取り壊し工事が始まる予定です。
また、ワード16シアターズの山側、移転する前のノードストロームラックがあった場所には、人気のオーガニック系スーパー、ホールフーズの大型フラッグシップストアがオープンします。
今後数年間で激変するワード・カカアコ地区
ワードウェアハウスの跡地は高層コンドミニアムになりますが、ワード地区全体では20棟以上の高層コンドミニアムが建設されます。マルカイマーケットプレイスやロスドレスがあるワードゲートウェイセンターは取り壊され、新しい街づくりの中核となるセントラルプラザ、ヴィクトリアパーク(仮称)に生まれ変わります。その北側には、ワイパフ、カポレイ方面とアラモアナを結ぶ鉄道の駅が設置され、住空間と商業スペースが同居した快適な街になるとのことです。
ワードビレッジの基本情報
- 住所
- 1200 Ala Moana Blvd, Honolulu
(住所はワードセンターのもの) - 電話番号
- (808)591-8411
- 営業時間
- 月曜〜土曜:10:00〜21:00、日曜:10:00〜18:00(一部の店舗と特別な祝日等は異なります)
- 行き方
- ワイキキからE、19、20、42番のバスに乗り、アラモアナ通り沿いで下車。
レンタカーは、アラモアナ通りやカピオラニ通りからワードビレッジ方向に曲がって駐車場へ。各施設に駐車場あり。