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次期州知事は初の女性、今後も増える女性政治家。11月5日の本選挙でハワイ州の最初の女性知事が誕生する。メージー・ヒロノ氏（民主党）とリンダ・リングル氏（共和党）の決戦となった。政界に於ける女性の占める位置はまだ低い、しかし徐々に女性の政治家は増えている。ヒロノ氏は州議会と副知事を合わせると22年間の政界経験者。リングル氏も郡議と郡長で18年間。男の世界といわれた政界に徐々に女性も進出してきた。1986年にネブラスカ州の州知事選で2人の女性が民主、共和の政党指名を受けた。初めての女性州知事が誕生すると全国のマスコミはにぎわった。それからも女性知事は誕生し、今年13人目の女性知事がハワイから誕生する（現役の女性知事は5人だけ）。 全国100大都市の中、女性市長は僅かに15人。だが、確実に女性の政治家は今後も増える傾向にある。 ヒロノ、リングル両氏の女性政治家評を見てみよう。ヒロノ氏は、女性は男性以上に仕事をして初めて認められると人一倍の努力を強調した。「多くの女性が会社を経営し、政界にも認められる様になったのは、皆さんそれなりの努力をされたからでしょう」と笑顔。 リングル氏は、女性は女性の恩典を世間から受けている。その恩典を利用すべきだと次の様に語った。「今、私の周辺の女性は、州知事候補の私を誇りを持ってみてくれていると思っています。それに、私自信もステージでライトを浴びる自分に快感を感じています」 もう1人の美人議員はダナ・キム氏。下議、ホノルル市議，そして2年前に州上議に選出されベテラン政治家のキム氏は、「会社で、女1人というとなんか格好良いじゃないですか、そんな中で男と同じ仕事をしていれば、その女性は目立つと思います。男以上に頑張らなくても女は良いと思っています。職業婦人は同じ仕事の男性より高く評価されていると思います。そんな中で2本の足でちゃんと立ち向かっている女性に敬服します。いまの自分もそうやって、立ち向かっていると思うから……」 コリーン・ハナブサ州上院副議長は、「女性が女性を評価すると厳しいんですよね。どうしてなんでしょう。政界は男の仕事とみられてきたから女性は人一倍の努力を強いられたと思います。女性が女性に厳しい分、男性が女性に優しいというので差し引きイーブン？」とコメントしている。 |
協力：イースト・ウェスト・ジャーナル  |
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