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今会計年度の税収入予想、前年対比6.1%に上方修正。

 州歳入評議会(SRC)は9月の定例会議で、2002会計年度の一般会計(税収入)の歳入予想を32億3千万ドルと前年度比6.1%増と上方修正した。
 州政府も州議会もSRCの歳入予想を基準として予算審議しており、州経済の重要な指針とされている。9.11のテロ事件がハワイの観光業に与えた影響が心配されていたが、予想をくつがえす数字が出た。今会計年度の歳入は当初、前会計年度並みの30億ドルそこそこと見積られていた。6.1%増は金頼にして約1億8,500万ドルになる。
 SRCのマイケル・スクラーツ議長は、「不動産業界、建設業界は共に堅調な活気を見せている。それに失業率が4.5%と低いことも税収増につながる」と説明している。更に、「米本土からの観光客が、不調な日本人客数を充分に補っている。金を使わなくなった日本人客に合わせた対策が急務だろう」としている。
 SRCより1週間先に、ハワイ銀行も景気短観で、「ハワイ経済は発展路線に乗った」と、評価していることも業界を力づけている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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