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2001年の観光業売上げは101億ドル、対前年比7.3%減。

 2001年度のハワイ観光業の売上げは101億ドルと、前年度比で8億ドル減(7.3%減)であったと、DBEDT(ハワイ州事業経済開発観光局)が発表した。
 それによると、全体では7.3%減となったが、市場別では米本土西市場が消費額(ハワイ州からみれば売上額)35億1千万ドルと前年の34億6千方ドルを1.5%上回っている。その他の市場は軒並みにダウン。特に米本土東市場の客は、前年の30億ドルから26億6千万ドルと11.3%減と大幅なものであった。昨年の9月11日の同時多発テロ事件による影響が表われている。
 日本市場は23億7千万ドルから22億2千方ドルと6.3%減であった。観光客1人当りの消費額では、相変わらず日本人が最高で1日あたり241ドルであった。次いで、その他のアジア市場の客も1日175ドルで高い。以下、オセアニアが169ドル、ラテンアメリカが163ドル、米本土東が160ドル、カナダが152ドルと続き、米本土西の1日150ドルが最低である。全観光客の1人当り平均額は1日169ドルで前年より1ドル増えている。
 9.11事件で9月の観光客数は前年同月比で25.6%減だったが、年度末の12月には11.4%減と回復し、昨年1年間の合計は、9.3%減にとどまった。
 なお昨年の統計の中で、日本人客の内訳で初めてリピーターが51.5%と初めての客を上回った(全体では61%がリピーター)。
 今年、六月末までの上半期の観光客数は改善されてきており、前年同期比で8.8%減となっている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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