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ハワイのニュース

   

ココナッツ・キャンドル、欠陥商品として回収始まる。

 ハワイで製造されたココナッツの殻を利用したロウソクが火事の原因になると、製造業者は2000年4月から2002年4月までに製造したロウソク2万9千個の回収を始めた。同製品はカウアイ島に本社があるアイランド・ソープ・エンド・キャンドル社のオアフ島工場で製造されたもの。
 同社の製品で燃え落ちたロウソクの芯に再び火がつき、カクテル・テーブルを焦がしたと、元従業員がテーブルの弁償を会社に請求した。弁償を拒否された元従業員は、政府の商品安全保護委員会に提訴した。
 同委員会は製品の安全性をチェックしたところ、元従業員の指摘は正しいとして会社側に改良を指示した。会社側ではクレームは元従業員の1件だけと言っている。
 同社ではすでに改良ロウソクを製造、販売しているが、2000年から今年4月までに製造販売した、2万9千個の製品回収を取り扱い店に指示した。同種のロウソクは1個8ドルから15ドルで市販されており、90%以上は観光客に販売された。
 同社では全額返済する。返送先は
Island Soap & Candle Works
900 Fort St. Mall 1220 Honolulu, HI 96813
 電話での問い合わせは
(877)535-5566


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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