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米旅行客の目的地、ホノルルは4位、マウイ島は8位。

 米本土の旅行客の動向が「今年の夏は近場旅行が主流になるだろう」と、ラスベガスで6月中旬に開かれた全国旅行社会議で分析された。それによると、1位はラスベガス。ホノルルも4位と上位に入っていることから、ハワイ観光業界ではそれ相当の観光客を期待している。
 去年の9.11同時多発テロ事件以後、旅行者の不安はテロ行為への不安と旅行業界では予想していたが、会議に出席した旅行業者は、「テロ行為に対する不安はすでにない。それより失業問題の不安の方が大きい。2、3日で帰ってこられる近場への旅行が主流となった」と述べている。
 なお、「今年は中国旅行とか、ヨーロッパ旅行とかいったパッケージ・ツアーは積極的には売っていません。足元が心配です」と、業者自身の不安を強調する。
 旅行者の希望目的地は1位のラスベガスに続いてオーランド、ニューヨーク、ホノルル、ロサンゼルス、マイアミ、サンフランシスコに次いでマウイ島が8位となっている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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