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レストラン禁煙令、7月1日から施行。

 ホノルル市郡政府の新条令により、7月1日からオアフ島内の全てのレストランで「禁煙」になる。新禁煙条令は全てのバー設備付きのレストランにも適用される。バー専業の店は除外されるが、1年後には実施される。
 ホノルル市議会は銀行、マーケット、公共施設での禁煙はすでに施行しているが、レストランに於ける禁煙は観光客相手のレストランに与える影響が大きいと、ワイキキ等のレストラン・オーナーからの猛反対でこれまで成立しなかった。
 しかし、昨年の市議会で全てのレストランでの禁煙法が成立した。但し、バー・セクションがレストラン・セクションと換気設備が各々、独立している場合にはバー・セクションでの禁煙については例外措置を設けた。
 そのバー・セクションでの喫煙もバーも1年間の延命で、来年7月1日には全て禁煙になる。バーとレストランが完全に壁で隔離され、換気の設備も独立しているかどうかの点検はホノルル市の建築課が担当する。また同法の取締りはホノルル警察(HPD)が担当する。
 「同法の取締りは現実には難しい。禁煙取締り専用の警察官がいる訳ではない。違反者がいれば、その店からの情報を待つしかない。レストラン・パトロールは現実に不可能である」と、ホノルル警察スポークスマン。違反者の罰金は初犯から100ドルである。違反者の検挙手巡は今後、当事者間で協議される。
 日本の居酒屋風の店はバーなのか、レストランなのかの位置付けだが、同法ではアルコール(酒類)の売上げが7割を切る店は、レストランと位置付けしている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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