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パールシティ付近のH1拡張工事が来春スタート、完工は2004年の夏。

 ハワイ州運輸局(DOT)が、パールシティ付近のH1拡張計画の連邦助成金確保のために、必要な州政府負担分の250万ドルを捻出することになった。
 今年の州議会は同予算の計上を見送り、同工事は2年半の遅れを余儀なくされていた。H1のカオノヒ・オーバーパスからパールシティ間の1.25マイルの拡張工事(5車線を6車線に拡張)は、1998年のハラワ・ハイツ・ロードからカオノヒ拡張工事に続くもので、夕方の同区間の渋滞緩和を計るもの。
 年度内に同工事の州負担分を捻出しなけれは、連邦政府の助成金も失うとあって、急遽、DOT余剰基金から250万ドル支出を決めたもの。DOTはその他、H1の工事費としての政府分の負担分500万ドルを立て替えている。
 DOTのカリ・スポークスマンは、「来年の州議会の予算割当てを待っていれば、工事は2年以上も遅れることになる。工事の遅れはH1を利用するカポレイ、ミリラニの住民に渋滞の苦痛を与えることになる」と、DOTの早期決断を説明した。
 同区間を利用する車は1日10万台を超える。DOT余剰基金は、ガソリン税や重量税の積立て基金。今回の対処で同工事着工は来年の春の予定。完工は2004年の夏頃。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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