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カポレイのハワイアン・テーマパーク、2005年に完成予定。

 オアフ島のカポレイ地区のH1の海手、力ラエロア大通りに面した100エーカー(キャンベル財団所有)に、計画されているハワイアン・テーマ・パークが始動した。
 ローラー・コースター、野外劇場、レストラン街、商店街、トロピカル植物園、各種乗り物と、全てをハワイアン・テーマで企画した一大開発事業で、その資金のメドがこの程ついた。
 アイランド・オブ・パラダイス社(API)のキャサリン・カガワ社長が同計画の進展について次のように発表した。「総工費は1億3千万ドルの大型プロジュクトです。資金については、ローカルの銀行とユニオンと米資本グループが最初の8千万ドルの融資に署名した。もちろん残りの5千万ドルも融資の確約を得た。一番心配していた資金調達のメドがついたのでキャンベル財団と100エーカーのリース契約合意書に署名しました」
 アイランド・オブ・パラダイス社は、ウォルト・ディズニー社の元社員らの技術、運営経験者を中心に映画制作会社の元経営者、それにハワイ労働組合の合弁会社、パシフィック・リソース・パートナーシップ社をプロジェクト・グループとして開発を進める。
 同テーマ・パークは、オアフ島では1964年に建設されたシーライフ・パーク以来の大型プロジェクトとして期待されている。パーク運営もディズニー・ランド方式を参考にするため、ディズニーの元社員等をプロジェクト・グループに加えた。ディズニー方式の教育コースもハワイ大学と提携し、スタッフ育成を図る。すでに100エーカー予定地のゾーニング・許可は取得済。
 一部、従業員は今月から雇用される。工事は年内に着工。完工は2005年の予定。工事現場には約300人が、パーク運営開始後は1,200人を雇用する予定。
 10万人都市、オアフ島の第2都市としてカポレイは着々と進展しているいる。H1の山手で既に営業しているハワイアン・ウォーターズ・アドベンチャーパークと共同で市場開発する予定。これが実現すればハワイにもディズニー方式のレジャーパークが誕生することになる。
 「観光客はもちろん、地元の人たちにも楽しんで頂けるパークを1日も早く完成したいですネ」とカガワ社長は語っている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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