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アロハタワーを再オープン、利用客には所持品検査。

 昨年9月11日の米国同時多発テロ事件以来、閉鎖されていたホノルル港第10桟橋のアロハ・タワーが6月3日から一般公開が再び始まった。9か月ぶりの公開である。
 同時多発テロ事件直後に全国主要都市の警備体勢が困難な有名建造物が閉鎖され、一般市民の立入りが禁止された。週平均5千人の観光客が利用するアロハ・タワーも閉鎖された。以来、観光客の足も激減し、アロハ・タワー・マーケットプレイス(隣接)の商店の売上げは20〜30%も減少した。ある店主は「やはりアロハ・タワーがオープンされないと売上げはガタ落ちです」と、アロハ・タワーの一般公開を首を長くして待っていた。
 高さ184フィートのアロハ・タワーは1926年に建造され、久しくホノルル一の高い建物、ホノルル港の玄関として、その役目を果たしてきた。戦時中、1990年のアロハ・マーケットプレイス修復工事中に次いで、3度目の閉鎖を経験したアロハ・タワー。これからは展望台に上るエレベーター前で、所持品の検査を受ける。
 アロハ・タワー展望台は毎日、午前9時〜午後5時までオープン。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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