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コンド開発のナウルが4棟目の着工資金不足でパートナー探し?

 アラモアナ通りとピイコイ通りの一角を所有するナウル共和国のコンドミニアム開発計画の4棟目になる「ホクロア・タワー」建設の着工が1年間延期された。新しい着工期限は来年3月31日まで。
 ナウル開発会社(NPRD)はアラモアナ・センター・エワ側の18エーカーの敷地にコンドミニアム開発計画を手がけた。1984年にデリンガム社から同地を4,300万ドルで買収。91年には豪華コンドミニアム、ナウル・タワー(304室)を完成。同敷地のエワ端にアフォーダブル・コンド(287室)を96年に完成。ナウル・タワーの山手に46階建ての豪華コンドミニアム、ハワイキ・タワー(425室)を2000年に完成させた。
 次いで今年3月31日までに4棟目の豪華コンドミニアム、ホクロア(46階建て、425室)の建設に着工する予定だったが、資金不足となり、NPRDはカカアコ再開発公団に着工延期を申請し、この程認められたもの。
 業界筋では、NPRDに残された選択肢は、同プロジェクトの合弁会社を見つけるか、残りのプロジェクトを売却するしかないという。残りの未開発地5エーカーを2千万ドルで売却したいとNPRDでは考えているが、合弁会社設立でもOKという。ホクロアの総工費は1億1千万ドルと見積もられている。1ユニット販売予定価格は55万ドルから57万5千ドル。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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