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防犯ベルの誤作動、4回目から罰金徴収へ。

 商業ビル、民家の防犯ベルが1年以内に3度以上誤作動した場合には4度目から50ドルの罰金を徴収する市条令が8月26日から施行される。
 オアフ島内には防犯ベルを設置している商業用ビル、民家は3万件と見られている。その防犯ベルはここ数年平均3万3千回も作動し、その都度、現場に警察官が派遣されてきた。ところが、ベル作動の98%は誤作動によるものと解り、防犯ベルの誤作動防止を警察当局はホノルル市議会に要請し、市議会は防犯ベル誤作動取締規定を成立、ハリス市長は12月28日に署名した。
 「一般市民の多くは防犯ベルの誤作動による訂正手順を充分に心得てない。手順を間違えて、防犯ベルが作動した時には、訂正手順がちゃんとあるのですが、その手順をちゃんとしないから現場に警官が急行するという単純ミスが60%以上です」とホノルル警察。防犯ベル装置を設置している家庭や商業ビルは、4月27日までにホノルル市に登録が義務づけられ、違反者は4度目の誤作動から1回50ドルの罰金を課せられる。
 防犯ベル装置を市販する業者グループは、「市条令は必要ないと思うが、ホノルル警察に協力する」と設置者にもう1度、装置の手順を教育することにしている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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