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「ハワイ観光業界、今年夏場に回復」とHVCB会長が予測。

 旧ハワイ観光協会(HVCB)のトニー・ベリセラ会長は、ハワイの観光業界は今年の夏場には回復すると超楽観的展望を展開し、話題になっている。
 HVCBはHTA(ハワイ・ツーリズムオーソリティ)ができるまで、ハワイ観光業の宣伝をしてきたグループである。いまでもHTAの予算6,100万ドルのうち、4,800万ドルを宣伝費として使っている。そのトップがハワイ観光業は2002年の夏場には回復するとコメントし、地元新聞紙上で大きく取り上げられた。
 同会長の予測によると、カットされていた各航空会社は9.11事件前のスケジュール近くにすでに座席数は回復している。今年2月には去年の客数を上回るだろうと推測している。同会長の予測は米本土客の動向を語っているもので、それには日本人客は含まれていない。
 その日本人客についても、過去4か月は50%近く減っていた。今年、日本で展開するハワイ観光の誘致宣伝は6、7月頃までには効果が表われてくると、これまた楽観的。
 同会長は更に今年の州議会にHTAの上限6,100万ドルの割当金の上限撤廃を州議会に働きかけを予定している。ドナ・キム州上院観光委員長も提案には反対していない。ただ、同委員長はこれまで6千万ドル以上をどのように使ったのか、HTAに帳簿の提示を求めている。他の筋ではルーム税(HTA)から捻出されるHTAの予算は観光客が減少すれば上限に達しないこともあると警告している。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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