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オアフ島の不動産評価額は4.7%アップ、税率は3月中に決定。

 ホノルル市郡(オアフ島)の不動産税を決める評価額が12月下旬不動産所有者に郵送された。同評価額は平均で4.7%増(40億ドル)となっている。払い込む不動産税額を決める税率は市議会が3月中に決める。オアフ島の不動産評価額は891億ドルとなった。
 不動産評価額は市郡政府の予算と財務局が過去1年の市場価格をみて決める。去年1年間の不動産市場で物件が動いた地区は周辺価格を引き上げる。去年は東ホノルルからカイルア、カネオヘの物件が売買された。その結果、東ホノルルで7.8%、カイルア・カネオへは7.7%も上がった。不動産評価額は去年(2%増)と今年で2年連続で上昇した。
 去年の総評価額、851億ドルから40億ドル上昇した。うち31億ドルは一戸建住宅で最も多く、コンドは6億ドル余りにとどまった。同上昇は景気のバロメーターでもあり、景気の回復を示す喜ばしい数値だと業界では受け取っている。それに対し、納税者側は、「何もしていないのに評価が上がるのは解せない」と、納税額上昇を心配している。
 市郡政府の唯一の税収入といわれる不動産税は、今会計年度の3億9千万ドルからどれ位上昇するか市長の予算案を見て、ホノルル市議会が決めることになっており、3月下旬迄には最終決定がされる。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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