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12月17日よりカメラによる交通違反取締りがスタート。州交通局の新しい試み、交差点の赤信号無視とスピード違反の証拠写真を違反書と一緒に自動車所有者に送りつける取締り方法が、12月17日から施行される。不服申立者は25ドル払って交通違反法廷に審理を依頼する。不服申立者が勝訴した時のみ、25ドルは払い戻される。ホノルル市内の赤信号無視が多いとされる交差点15か所に特殊カメラが設置された。同カメラは赤信号を突っ走る車が交差点に入ったときから作動し、車の後部、または前部（ライセンスプレートのクローズアップ）写真を連続で撮影する。同写真にはコンピューターで違反時間と交差点名が印刷される。同違反証拠写真と違反書は車の所有者に2、3日中に郵送される。違反者は77ドルの罰金。 スピード違反の場合は、オアフ島のスピードを出しやすいハイウェイや幹線道路で特殊カメラを装備したヴァンから撮影する。同ヴァンは12台用意されているが、スタッフは同カメラの販売をしているACS-USA（本社ダラス）から出向し、証拠写真にはスピード違反と日時、場所が印刷される。 同カメラはすでにいくつかの都市で導入され、実績を上げている。同設備費用は違反者の罰金を分配することになっている。 「サンディエゴ市では罰金を分配する方法は違反するという法廷裁決がある。州も設備費を別途に支払いたいが、高すぎて払えない」 法的抗争の恐れはあるが、あえて導入したと当局者は説明している。 実際のカメラ設置場所は公表されていないが、これまでよくカメラ等が設置された交差点は次の10か所。 ◇ファーリントン・ハイウェイ交差点 ◇フォート・ウィーバー・ロードとアアバ交差点 ◇H1−18番出口（東向け）ミドル交差点 ◇カラニアナオレ・ハイウェイのアイナスアとワイクイ交差点 ◇クニア・ロードとクプナ交差点 ◇リケリケ・ハイウェイとカヘキリ交差点 ◇ニミッツとカリヒ交差点 ◇パリ・ハイウェイとスクール交差点 ◇ヴィンヤードとパンチボウル交差点 なおハワイ島、マウイ島、カウアイ島のカメラ導入は来年5月頃の予定。 |
協力：イースト・ウェスト・ジャーナル  |
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