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ノードストローム、ワード地区に進出。

 カカアコ再開発地区のワード・ウェアハウス、ワード・エンタテイメント、ワード・センター(ビクトリア・ワード社)の新しいアンカー店としてノードストローム(本社:シアトル)の進出が決定した。
 ノードストロームは、すでにあるワード・ウェアハウスのワイキキ側に2〜3階建ての15万平方フィートの店舗を新築する。店舗建設はビクトリア・ワード社が負担する。同社は更にワード・ウェアハウスの改築を含み、40万平方フィートの店舗新設に2億ドルの投資を見積っている。完工は2005年を予定。5年後には115万平方フィートの店舗を有するオアフ島で3番目のショッピング・センターが完成する。
 ノードストロームは10年以上前からハワイ進出を計画していたが、もともと靴店として事業展開してきたことからリバティ・ハウス等に靴だけを販売してきた。一度はアラモアナ・センター山手駐車場に20万平方フィート以上の店舗新設も進んでいたが、途中で挫折。今回のワード・ショッピング・センター進出は水面下で進められてきた。
 一方、ビクトリア・ワード社のショッピング・センター拡張計画も紆余曲折した。カカアコ再開発地区に67エーカーを所有する同社は、この20年に段階的開発を進めてきた。3年前にはサックス・フィフス・アベニューとF.A.O.シュワルツをアンカー・テナントとして2億7千万ドルの第3期拡張計画を試みたが失敗し、急遽、拡張計画を分割し、映画館の誘致に切り替えた。エンタテイメント・セクション開発で(4,500万ドル)でコンソリデイティド社と契約した。
 ノードストロームの誘致はその頃浮上してきた。同百貨店はカマケエ・ストリートとアラモアナの角地に2〜3階建ての店舗(15万平方フィート)を新設する。合わせて老朽化したワード・ウェアハウス40万平方フィートの改善工事にも着手する。総工費は2億ドル。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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