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ハワイ観光業界がニューヨーク市の救肋隊員600人をハワイ無料旅行に招待。

 ニューヨークの同時多発テロ事件で崩壊した世界貿易センタービルの救援作業に努力している警察、消防、救助隊員600人をハワイ旅行に招待したいと、カエタノ州知事がジュリアーノ・ニューヨーク市長に申し出た。
 カエタノ州知事はビッキー夫人同伴で、ハワイ州の観光業宣伝のため全米旅行協会2001年大会(11月4日から7日)にハワイ観光協会(HVCB)メンバーと出席した。6日の大会でカエタノ州知事は基調演説を行い、ハワイは安全だと観光客誘致を行った他、ニューヨーク市の救助隊員のハワイ招待をジュリアーノ市長に直接伝えた。
 「いま、ニューヨーク市のゼロ・グラウンドで救助活動を続けている人たちは真の英雄たちだ」とカエタノ州知事は救助隊員を讃え、ごく一部の人たちではあるが、600人を12月3日から10日まで7泊8日のハワイ旅行に招待した。この無料招待旅行はハワイアン航空、ホテル、レストラン、観光バス会社が全てのサービスをフリーで提供する。人選はジュリアーノ市長に一任。600人を招待する無料旅行は来年に2回目が企画されている。
 カエタノ州知事はこの他、12万5千ドルの小切手をニューヨーク市警察官と消防士の遺族の会に寄付した。同資金はハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)から贈られた。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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