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三井不動産のアムファック・ビル、カリフォルニアの投資家が買収。

 ホノルル市ダウンタウンのツイン・タワー「アムファック・ビル」が、カリフォルニア州の投資家ジョン・アンダーソン氏に売却された。価格は9千万ドル(推定)。日本が所有していた、三井不動産の子会社、MFD700ビショップ社。
 新オーナーのアンダーソン氏は、ハワイのパラダイス・ベバレージ社(酒卸売業)を所有する他、米本土に40社の事業を展開している。
 9月11日のテロ事件後でビジネスが不安定とされる時に、まとまった今回の売買契約に不安を表明する業界通もあるが、ハワイは米本土の大都市に比べるとターゲットになる確率は少ないとする意見が多い。今回の投資は賢明な投資と評価している。
 アムファック・ビルは各々20階のツイン・タワー。1971年に完成。三井不動産は同ビルを1988年に1億4,100万ドルで買収。貸しビルで現在100%近い占有率。不動産業界ではAクラスの物件と評価されている。三井不動産のハワイ投資はこれでハレクラニ・ホテルだけとなった。
 なおパラダイス・ベバレージ社は、ライオン・コーヒーとスパリアー・コーヒー&フード・ハワイ社を傘下におさめている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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