HAWAII123.com   ●見出しに戻る


ハワイのニュース

   

マウイ島ハナでデング熱患者発生。

 熟帯地域の伝染病といわれるデング熱の患者が9月末までにマウイ島のハナ地区に発生、州衛生局は急遽、ハナ・ヘルス・センター内に検疫所を設置した。
 蚊によって媒介されるウイルス性のデング熱(熱帯性伝染病)は、4〜8日の潜伏期ののち急に高熱、関節筋肉痛を発し、ついで顔面、手などハシカのような発疹が現れるが、死亡に至るのはまれ。
 そのデング熱患者が18人と集団発生したため、州衛生局では検疫所の設置(看護婦6人が専用に従事)、さらに20人の検疫官を現地に派遣し、蚊の駆除にあたっている。なお、18人は必要な治療を受けて帰宅している。
 地元小学校の全生徒はデング熱の予防ワクチンを接種し、安全を期している。また、観光客にはハナ地区にデング熱発生を知らせ、接近しないように呼びかけている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
※この記事の複製、転載を禁じます。 (C)East-West Journal Corp.
(C)Hawaii123.com