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空港のセキュリティ厳重に!チェックインは出発3時間前。

 同時多発テロ事件の翌日(9月12日)、FAA(連邦航空管理局)は、テロ防止策として、空港での検査を強化した。厳重な持物検査とセキュリティ検査でチェック・インが長くなり、長い行列が各航空カウンターに出来ている。チェック・イン・タイムも出発3時間前とされているが、それ以上早く行っても、チェック・イン業務は3時間前にしか始まっていない。連邦航空管理局の新しい警備は次のようになった。
◆空港内の駐車場に防犯カメラを設置し、不蕃な人物の行動を録画。
◆航空カウンターでもチェック・インの際に政府発行の顔写真付きの身分証明書(国内便の場合)、機内預けの荷物のない客は搭乗ゲートに直行。
◆従来、機内持ち込み荷物として許可されていたマニキュア・セット、噴霧缶、コルク栓抜きは預け入れ荷物内に入れる。
◆セキュリティ検査。金属探知機を通過したあと、係官の手持ち金属探知機を受ける。同探知機はどのような小さな金属でも探知可。
◆連邦航空管理局エージェントの巡回。犬を連れた爆弾探知用の武装した警備員の巡回。
 新警備体制で空港は長蛇の列で混雑しているが、それでもテロ分子の摘発には不充分とある専門家は低い評価を与えている。
 なお、特定の便には武装警備員が乗り込みテロ防止にあたるという。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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