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ホノルル港のクリーン・アップ計画動き出す。

 ハワイ州交通局港湾部は、ホノルル港のフォート・アームストロングからサンドアイランドに至る広地城の環境汚染のクリーン・アップ計画が民間企業と土地所有者間でまとまったと発表した。
 同計画が実施されれば、史上最大の作業となると港湾部では予想している。期間は最低10年、費用も数千万ドルになる。
 桟橋数は40を超えるが、石油や重油に汚染された状態で、港湾部では過去にこれらの施設を利用していた企業や土地所有者とクリーン・アップ作業を3年前から交渉していたが、この程ようやくまとまったもの。
 10年計画という長期計画で、費用も数千万ドルと見積られているが、やってみないと分らない状態だという。費用の分担もまだ最終的には結論は出ていない。
 ヤング・ブラザース社がタッグ・ボートの主要桟橋として利用していた24〜29桟橋、ポーリー石油会社が利用していた32桟橋等から作業が始まる。
 同計画に参入する企業はBHP、キャッスル&クック、シェブロン、シティ・ミル、ディリングハム・トラスト、ハワイアン電力、フィリップス石油、エクィロン・エンタープライズ、テキサコ、ユノカルの11社。コースト・ガードは技術的アドバイスをする。
 「ホノルル港内の桟橋施設の整備は莫大な費用がかかるが、どうしても、今、手掛けないといけない状況にある」と、担当官は整備計画の始動に喜んでいる。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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