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ホノルルアドバタイザー紙、15万部超える。

 ホノルル・アドバタイザー紙(親会社:ギャネット社)の発行部数は、去る7月1日現在で15万部を超えた。
 同社がホノルル・スターブルティン紙の合同運営決裂後初めて公表した数字だが、それによると同紙の7月1日現在での月〜土までの日刊紙の発行部数は15万1808部と3月15日の決裂後に38%も伸びた。それに比べ、日曜版は17万6727部と4.3%減少した。
 この発行部数は全米75位以内の大新聞になったと、全国新聞協会(ABC)が評価している(同紙はABCに調査資金を払って特別調査を委託した)。
 同紙はスターブルティン紙との訣別の日から販売作戦を展開、そのひとつが日曜版だけの購読者に、いまなら日曜版だけの価格で日刊紙を購買できると大宜伝。それが効を奏して、一挙に3万部増となった。
 15万1000部の内訳は宅配が10万6253部、街頭売りが4万790部、郵便配達が4760部となっている。また、日曜版は宅配が12万2730部(1.5%減)で街頭売りが5万2832部(10%減)となっている。
 これに対し、カナダ系のブラック社に買収されたスターブルティン紙の発行部数は、3月現在の6万1976部という旧数字しかない。同紙も販促活動を展開し10万部を超えたという情報もあるが、同社はABCの年次調査(来年3月)まで基盤作りに専念するとしている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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