HAWAII123.com   ●見出しに戻る


ハワイのニュース

   

全日空(ANA)、10月27日で名古屋便キャンセル。

 全日空(ANA)が来る10月27日から名古屋−ホノルル(1058便)直行便の運航を中止する。
 全日空の名古屋直行便は1997年1月から就航したが、「利用者は多いものの名古屋便は利益につながらない」という理由で中止に踏み切った。
 日本−ハワイ間の13%の便数を持つ全日空は名古屋便の中止で3分の1の便数の中止になる。去年の経常収支が1億430万ドルの赤字を計上したことから、ハワイ便は東京と関空に専念することになったもの。
 減便により14人のホノルル従業員の削減は含まれていない。
 しかし日本−ハワイ間の座席数は名古屋便の削減で、年間に13万席(5%)が削られることにハワイ側では憂慮している。米航空会社もすでに日本への便を大幅に削減しており、全日空の名古屋便の中止の影響は大きい。
 来年5月には成田空港の第2滑走路が完成することもあって、全日空は国際便の集客は東京にしぼる作戦だ。
 「名古屋空港からの国際便は限られていることから、名古屋地方の客は大阪や東京に出ることに馴れているのも名古屋に国際空港に育たない原因だ」とある旅行社は説明する。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
※この記事の複製、転載を禁じます。 (C)East-West Journal Corp.
(C)Hawaii123.com