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マカプウ・ポイントのカ・イヴィ公園造成にゴーサイン。

 オアフ島の最東端、マカプウ・ポイントからサンディ・ビーチまでの316エーカーの岩肌の荒地をカ・イヴィ公園として、州政府が保存することでカメハメハ・スクールと合意した。同地区はカイザー財団がコンド、ホテル、ゴルフ・コースの開発計画を立て、地元住民等と対立を続けていた。20数年ぶりに解決した。
 同地区は280エーカーのクイーンズ・ビーチと30エーカー余りのカメハメハ・スクール用地を合わせて316エーカー。土地所有者は、同地区を手放す計画はないと拒否していたが、98年にクイーンズ・ビーチの接収が終わり、カメハメハ・スクールの30エーカーが残っていた。
 今年5月になって開発業者のカイザー財団が開発計画を破棄したことから、事態は急転。カメハメハ・スクールが812万ドル、カイザーが348万ドルの計1160万ドルで手を打ち、金利はカイザーが30%、カメハメハ校が残り70%を受け取るという総額1280万ドルで売買契約が成立した。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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