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ハワイのニュース

   

ハワイ州の最低賃金が来年から5ドル75セントに。

 ハワイ州憲法制定の最低労働賃金が来年1月1日から50セント引き上げられ、時給5ドル75セントになる。同法案には、メイジー広野州副知事が署名した。
 ハワイ州の最低時給額が引き上げられるのは1995年以来のこと。同法案では2003年1月1日に時給を更に50セント引き上げ、6ドル25セントにするとなっている。チップ等のサイド収入のある労働の最低賃金は時給で20セント低い5ドル55セントと6ドル5セントとなる。
 最低賃金の引き上げは労働界や社会福祉関連からは歓迎されたが、SBA(小企業協会)は猛反対した中で成立した。
 広野副知事はその他、エネルギー代替え関連法案にも署名した。同法案はハワイ電力会社に火力発電(石油)による発電法に代わる風力、太陽熱、地熱などの代替エネルギーで発電する長期計画の設定を義務付け、一般市民が同方式で発電を始めたらその電力を買い取るよう電力会社に義務付けている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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