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マリオットがカウアイ島のホテルを売却。

 マサチューセッツ州、ニュートン市のホスピタリティ不動産信託会社(HPT)が6月8日、カウアイ島のカウアイ・マリオット・リゾート&ビーチ・クラブをマリオット・インターナショナル社(MII)から買収した。
 買収価格は1億150万ドル。ホテル経営は従来通りマリオットが担当する。ホテル名は変えず、600人の従業員もそのまま雇用された。
 旧ウェスティン・カウアイはハワイのリゾート開発業者、クリス・ヘメター氏が総工費3億5000万ドルをかけて建設したもので、9年前のハリケーン・イニキで大きな被害を受け、2年余り閉鎖されていた。
 94年にマリオットが5000万ドル余りで買収し、ハワイアン風に改装して営業を再開。356室のうち、232室をタイムシェアリングに変え、ビーチ・クラブと改名した。
 タイムシェアリングのユニットは今年の初めHPTに売却しており、残りのホテル部門を今回は手放したもの。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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