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印紙のないタバコ摘発始まる。3,000カートン押収、3人を逮捕。

 ハワイ州のタバコ業界の脱税取り締まり捜査が始まった。ハワイ州検事総長事務所は州税を払っていないタバコを売っているブラック・マーケット疑惑の3店を、5月22日家宅捜索し、紙巻きタバコ1,300カートン(10箱入り)を押収した。チャイナタウンの店では関係者3人を逮捕した。
 州政府は99年から、タバコに州税として1箱1ドルという高い課税を実施してきた。条令通り、1ドルの州税を払ったタバコには小さな印紙をはることにした。それでも州内の約3分の1のタバコは印紙がないまま市販されてきた。印紙がないタバコは脱税タバコとして摘発すると、4月1日から州内のタバコ店を抜き打ち検査してきた。
 5月22日には、チャイナタウンの中国人経営店と、カウアイ島の2店を家宅捜索した。ブラック・マーケットに流れている印紙のないタバコの税収入は2,000万ドルを超えるとみられている。逮捕された3人からはさらに事情聴取する予定。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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