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カエタノ州知事がマカプウ岬に展望台や遊歩道を計画。

 ハワイカイ・ゴルフ場の東側、クイーンズ・ビーチの一角の316エーカーを州政府が買収し、遊歩道と展望台を設置する計画を発表した。
 同地はカメハメハ・スクール(旧ビショップ財団)が所有しており、ゴルフ場やリゾート施設の開発計画が噂されていたが、これに反対するカエタノ州知事が、公園施設として残したいと、1,100万ドルを振り当てているという。新しい呼称はカ・イヴィと呼ばれ、オアフ島のマカプウ灯台につながる緑地帯として整備する。
 同計画に対し、ハワイカイ地域組合は例会で態度を保留したが、一部市民は、「アイディアは素晴らしいと思う。市民がいつでも自由に遊歩できる公園として利用出来ればよいが、観光バスが並び観光客で混雑することになるのが心配だ」と語る。
 一方、観光業者は新しい観光スポットに育てる意識で計画を進めるべきだと、カエタノ州知事を声援している。
 ただ、カメハメハ・スクールは州政府の接収に反対しており、たとえ接収されたとしても売却額は8,000万ドルと主張している。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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