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ビクトリア・ウォード社、高層コンド計画発表。

 カカアコ再開発地区の中心地を所有するビクトリア・ウォード社はこの程、ウォード・ウェハウス、ウォード・センターのショッピングセンターの両端の隣接地65エーカーの敷地に6棟の高層コンド(又はアパート)を開発すると発表した。
 同社のミッチ・ドリエ社長は3月下旬、市内の開発業者を集めてウォード財団のカカアコ再開発計画の全貌を明らかにし、プロジェクト完成のための協力を求めた。
 同社長は、ウォード財団のショッピングセンター開発も完成間近になり、同開発は居住ビルの完成なくしては考えられないと、同センター両端の隣接地に高層コンド6棟の計画を明らかにした。資金面緩和のために65エーカーの土地を売却することも発表、集まった業者に土地の買い取りを依頼した。
 同センターの開発計画は最終段階であるが、ウォード・ウェアハウスとその山手のファーマーズ・マーケットの再開発も残っている。クイーン街の道路延長計画も実現する。この延長計画でアラモアナ・センターへの車の流れがスムースになる。
 高層コンド(又はアパート)6棟はミックスになる可能性が強い。東側に隣接するナウル共和国の敷地はすでに3棟のコンドがあり、更に2棟のコンドが増加される。ウォードの高層コンドは、ナウルより安いコンドの開発を予定しているという。
 東に2棟、西に4棟建てられるユニットの住民は軽い散歩気分でウォードセンターに出掛けられる。ショッピングから映画と、楽しいアーケードが完成する。
 ドリエ社長は、「車に乗らずに、家から歩いて総合センターを楽しめるというのが夢です」と最終開発となる高層コンド建設計画を業者に説明したが、同計画は現段階ではアイディアの段階で、開発費もスケジュールも未定だ。ウォード総合センターは6棟の高層コンド完成で、初めてカカアコ再開発計画の中心的役割を果すことになると、同社長は気炎をあげている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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