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ハワイのニュース

   

ハワイの総人口は121万人、2000年度国勢調査。

 2000年度の国勢調査の速報が発表された。それによるとハワイの総人口は、121万1537人(2000年4月1日現在)で10年前の調査より10万3千人余り増ている(9.3%増)。
 人口の最も多いホノルル地区は87万6千人余りで4.8%増にとどまった。最も人口増加率が高かったのはマウイ郡の27.6%増。次いでハワイ郡の23.6%増となっている。
 地区別の人口では、ホノルル市の人口は37万人(1.7%増)、ハワイ州の30%がホノルル市区に居住しており、オアフ島全体では72.3%となる。ハワイ島のヒロ市が4万人で2位と変わらず、マウイ郡のカフルイとキヘイが9位、10位に頑張っている。特にキヘイの5千6百人増(50.8%増)とカフルイの3千3百人増は注目される。
 カイルア(3位)とカネオヘ(4位)は人口3万5千人前後で、横ばい。スコーフィールド、ワヒアワは米軍人家族の減少がそのまま、数字に表れている。
 ミリラニ地区の人口が減少している。しかし、ミリラニ・マウカ新分譲地開発で少なくとも1万人は増えているはずだと開発業者はいうが、国勢調査にはそれが表れていない。
 今後の住宅開発計画から推察すると、カポレイ、エワ地区の住宅開発に拍車がかかり、人口分布図も大きく変わるだろうとみられている。
 総人口121万人のうち、単一民族と登録した住民は95万2千人でアジア人が50万人と最も多い。アジア人には日本人、韓国人、中国人、ベトナム人などが含まれている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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