HAWAII123.com   ●見出しに戻る


ハワイのニュース

   

リバティハウス、再建計画で動き出す。

 会社更生法を申請していたハワイの老舗百貨店「リバティ・ハウス」が3月1日、同法の適用を認められ、新しいオーナーで再建されることになった。1998年3月18日に同法の申請願いを提出してから丸3年、法廷費用も1千2百万ドルと過去ハワイ最大のケースとなった。
 リバティ・ハウスの再建策はJMB不動産社(旧オーナー、シカゴ本社)に総額2190万ドルを現金と手形で支払う。約2千社の出入り業者には、40%を現金(今月中)で、残りの50%を手形で支払う。
 新オーナーの投資会社2社は1億3千万ドルを投資する。オークトリ・キャピタル経営会社とDDJキャピタル経営会社の2社が、同店に融資していた金融機関への肩代わりをする。2社のの比率は明らかではないが、総額が株として発行される。なお、5千ドル以下の小口出入り業者へは100%プラス金利が支払われる。
 同店はボストンの金融機関から4千万ドルの信用状を受け、新しい商品構成計画が動き出しており、150年の歴史を誇るリバティ・ハウスは生まれ変わり、再建への道を歩み出した。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
※この記事の複製、転載を禁じます。 (C)East-West Journal Corp.
(C)Hawaii123.com