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ホノルル市営バス料金値上げ案、市議会通過へ。

 ホノルル市営バスの料金改定法案がホノルル市議の第2読会を通過し、第3読会に送付された。
 ホノルル市議会は先に、市営バス運営補助規制を上限70%までとする修正案を採択した。残りの30%は利用者が負担するとされている。新規制は市民の税金をたれ流しにしていた状況に歯止めをかけたもの。燃料費や運営費(人件費を含む)の増加に伴い、市政府のバス運営補助金は増える一方であった。新規制で補助金は70%までと上限をを課した。

 新料金は次の通り。
◆現金客
 大人:1ドル→1ドル50セント
 学生:50セント→75セント
◆月間パス
 大人:25ドル→27ドル
 学生:12ドル50セント→13ドル50セント
◆シニア・シチズン・パス(身障者パスも含む)
 2年間パス:20ドル→25ドル
◆年間パス(1年間有効)
 大人:300ドル
 学生:150ドル
◆ハンディ・バン利用者
 1回:1ドル50セント→2ドル

 新料金制度で利用者負担額は年間5百万ドル余りの増収入になり、3千2百万ドルを超える。年間運営費の30%には足らないが、新料金以上の値上げはムリとしている。
 ペイナム市議(運輸委員長)は、「これからは運営費も増加すると思う。料金値上げは10〜15セント単位で年々引き上げられることになるだろう」と語り、今回の値上げ幅は、ガソリン価格の急上昇からと説明している。
 4月上旬のホノルル市議会の第3読会を通過すると新料金は今年7月1日から実施される。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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