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ハワイのニュース

   

スターブルティン紙、新オーナーの下で朝刊も発行へ。

 来る3月15日から、ホノルル・スタープルティン紙(英字夕刊紙)のオーナーがオアフ・パブリケーションズ社に変わる。同社はカナダ資本のブラック・プレス社の子会社でハワイでは夕刊紙の他に、ミッドウイーク誌(無料)も買収した。
 スターブルティン紙は朝刊のホノルル・アドバタイザー紙(親会社は全米新聞王といわれるギャネット社)との共同経営を破棄され、一時は廃刊の憂き目をみたが、6か月以上の長期交渉でカナダのブラック・プレス社が新オーナーと決定した。
 「交渉中にギャネット社から受けた嫌がらせは忘れない。その分スタープルティン紙を大きく成功させたい」とDブラック・オーナーは積極的な運営に転じた。
 まず、スタープルティン紙の本体は夕刊紙として残すが、3月15日の初日から朝刊紙を発行する。4月1日からはサンデー版も発行する。心配された輪転機もミッドウィーク誌を出版するRFDパブリケーション社(カネオヘ)を買収したことで解決された。
 2月中旬にはKITV-4(ABC系列)と取材の業務提携を結び、更にハワイ大学のスポーツ放映権を持つKFVEとKHNLテレビのニュース8とも相次ぐ業務提携を交わした。取材の合理化、スポーツ・イベントの大型化、テレビ・キャスターの記事を掲載することで双方のメリットにしようという構想である。
 ホノルル・アドバタイザー紙もKHONチャンネル2と業務提携を済ませ、ハワイのメディア界が系列化に動き出したようである。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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