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ハワイの中型３病院、合同運営で合意。ハワイの中型３病院が経費節減のため、合同運営されることが内定した。ホノルル市内のカピオラニ病院とストラブ・クリニック病院、カウアイ島のウィルコックス病院は経常売上げの大幅な減少から、経費削減と合理化をめざし、３病院が合同運営に乗り出すことで合意、年内にも実現させる予定。連邦政府のメディケア（医療保険）支給額の大幅な減少から、ハワイ州内の医療機関だけでも19億ドルの削減を強いられた。削減分は州や地方自治体に押し付けられた形になるが、州にも地方自治体にも増加分を負担する余力はない。結局、各々の医療機関が負担することになる。そんな状況から大手病院もリストラ等で経費の縮小を試行しているが、中型病院はそれだけの競合力がないことからサバイバルをかけての合同運営に活路を見い出そうとした動きが出てきた。 ◇ストラブ・クリニック病院 ホノルル市内に病院をかまえ、オアフ島に17か所のクリニック（診療所）、ハワイ島とラナイ島にもクリニックを運営している（ベッド数159床）＝営利病院法人 ◇ウィルコックス病院 カウアイ島に病院とクリニックを運営（ベッド数181床）＝非営利病院法人 ◇カピオラニ病院 オアフ島に２病院を運営（ベッド数348床）＝非営利病院法人 |
協力：イースト・ウェスト・ジャーナル  |
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