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ヒルトン・グランドバケーションクラブ、日本人向けの販売好調。

 長年高級アパートとして使われていたヒルトン・ハワイアンピレッジのラグーンタワーが、バケーションクラブ(タイムシェア)として生まれ変わることになり、昨年から3600万ドルの工費をかけて改築が行われていたが、このほど完工、1月18日にグランドオープニング・セレモニーが行われた。
 ヒルトン・グランドバケーションクラブ・ハワイのマーク・ウォング副社長が完成の喜びを語った後、ジェレミー・ハリス・ホノルル市長らが祝辞を述べ、ダゴツト・ヒルトン・グランドバケーションクラブ社長が「バケーションクラブ経営はリゾートで成功しており、ホテルだけの経営より相乗効果がある」と語った。
 同バケーションクラブは昨年春から販売を開始しているが、264戸のうち15%が既に売れたという。
 「このラグーンタワーのロケーションやコンセプトは、日本人の方に絶対受けると思っていましたので、日本語が話せるエージェントを置くなど日本人マーケットにも力を入れています。当初は日本人市場を20%と予想しておりましたが、今までの購入の50%は日本人の方で驚いています。説明会に来られる率はアメリカ人が10とすれば日本人は4ですが、購入率は日本人が高いですね。それだけ日本人に魅力ある物件であると自信を持っています。完売は2007年を計画していましたが、この調子なら2004年までに完売できるのではと期待しています」と、内田守国際マーケティング部長は、満足な表情を見せている。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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