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ハワイのニュース

   

2000年の観光客数、過去最高に。

 2000年の1年間にハワイを訪れた観光客数は697万5866人(前年比3.5%増)で、過去最高であった97年の記録を20万人余り上回った。しかし、期待された700万人の大台達成は今年に持ち越された。
 12月の単月速報は57万9900人で前年同月比は7.6%増と予想以上に伸びた。順調な国内客(同5.2%増)に加え、国際客が11.5%増と大きく増加している。国内客が年間では4.6%増、国際客も1.6%と辛うじて増加に転じたことが大きいと、州の企業事業開発観光局の納谷局長はコメントしている。
 更に「国内客の増加は予想通りだが、国際客の伸びはいまいち。観光市場の受け入れ体制の改善、市場開発等が好結果に結びついた。観光業界の回復がハワイ経済の基盤を支え、更に予想される客足の伸びは明るい」とご機嫌である。
 一方、日本人観光客については一抹の不安が残る。2000年の日本人観光客数は185万6千人と前年比で1.7%増えているが、滞在日数が5.58から5.56日に2.2%も減っている。ハワイ観光事務局では日本人客も当初3%以上の増加を予想していたが、ハネムーン旅行者は5%減、家族、知人訪問客も4.3%減となっている。なお、185万6千人のうち、52.7%は初めてハワイに来る旅行者(前年比1.2%増)である。
 またネイバーアイランドを訪れる日本人旅行者は増加傾向にある。カウアイ島がトップの伸び率で36.1%増、次いでモロカイ島が23.0%増、ハワイ島は13.5%増、マウイ島も10.1%増といずれも2ケタの伸びを記録した。


協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
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