HAWAII123.com   ●見出しに戻る


ハワイのニュース

   

大晦日の爆竹被害は大幅改善、打ち上げ花火の被害は3倍に。

 大晦日の夜の爆竹・花火による大気汚染、火災等を最小限に縮小する目的で施行された、許可証取得と爆竹量の規制はそれなりの効果があったと関係者は評価している。
 今まで無制限に買えた爆竹は規制により1人5千発まで、爆竹購入者は制限ないが25ドルの許可証を取得しなければならない。消防署が用意した許可数は4万枚だが、僅か6150枚が売れただけであった。
 ホノルル警察が受けた事故件数は去年の4分の1。一方、消防署が受けた火災件数は85件(昨年は97件)。民家全焼は2件であった。火災による被害は推定額は去年の1万2800ドルに対し、今年は3万7400ドルと3倍に増えた。その中で全焼したパロロの民家からは老婦人と2匹の犬が焼死体として発見された。いずれの火災も打ち上げ花火による被害と推定されている。
 爆竹は大幅に改善されたが、すでに違法とされている打ち上げ花火の入手経路の解明にホノルル警察は動き出した。

協力:イースト・ウェスト・ジャーナル 
※この記事の複製、転載を禁じます。 (C)East-West Journal Corp.
(C)Hawaii123.com