太平洋航空博物館パールハーバー/管制塔修復プロジェクト開始
2月25日(金)午前10時より、フォード・アイランドにある管制塔の修復プロジェクト開始を記念するブレッシング・セレモニーが、太平洋航空博物館パールハーバーにて行われた。これにより、戦争当時のまま残されていた管制塔の修復プロジェクトが正式に開始されることとなった。
「私たちが長い間待ち望んでいた管制塔の修復プロジェクトが、ついに動き出します。1941年12月7日の真珠湾攻撃当時に実際に使用されていたこの管制塔の歴史的意味は非常に大きなものです」と館長のケネス・デホフは語っている。
この式典には、修復プロジェクト請負会社のキーウィット・ビルディング・グループ・インクよりシニア・バイス・プレジデントのランス・ウィルヘルム、プロジェクト・マネージャーのスコット・ラッペル、プロジェクト・エンジニアのマット・ブラノン、キーウィット・ビジネス・マネージャーのアルマ・オオタが出席した。
「パールハーバーのランドマークである管制塔。その歴史ある管制塔の修復作業に携わることができ、嬉しく思います」とウィルヘルムは語っている。
キーウィット・ビルディング・グループ・インクは2006年12月6日にオープンした太平洋航空博物館パールハーバーの総合請負会社で、同館のプロジェクトに携わるのは、今回で二度目となる。
式典にはこの他、当プロジェクトの設計を手掛けるメイソン・アーキテクツ・インク社長のグレン・メイソン、プロジェクト・マネージャーのアンジェラ・トンプソン、ハワイ海軍司令官のディクソン・スミス少佐、パールハーバー・ヒッカム統合基地司令官のリチャード・キッチン大佐が出席した。
この修復プロジェクトの完成には750万ドル(約6.3億円)の費用が必要とされている。ニール・アバクロンビーハワイ州知事は連邦議会議員当時、この歴史的建造物の安定・修復のため、国防予算より380万ドル(約3.2億円)の予算確保に貢献している。
1941年に建設されたフォードアイランド管制塔施設は、3階建ての気象センター、観測デッキが付いた2階建てのオペレーションビル、最上階に航空管制センターが入った高さ約48メートルの貯水塔から成っている。この管制塔は、特に第二次世界大戦中、真珠湾の海上活動にて重要な役割を果たし、1978年には真珠湾海軍基地歴史保全計画のカテゴリーTに登録された。
管制塔、2階建てコンクリートビルと3階の観測デッキは、30年以上も前から修復の必要性が指摘されており、外壁、階段、床、はしご部、梁、鼻隠、フランジを含む管制塔の鉄鋼は激しく腐食している。多くは修繕・再塗装が必要で、その他撤去交換が必要な箇所がいくつかあり、コンクリート剥離が生じている。
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