ユナイテッド航空/全航空機のコックピットに最新型スタンガンを設置 |
| ユナイテッド航空は、利用者並びに客室乗務員、パイロットのための機内における安全強化を図るための2つのイニシアチブについて発表した。ユナイテッドによると、全機体のコックピットにテイザー兵器(スタンガン)を設置するのは、同社が初めてである。これは、連邦航空局による各機種に対する適性テスト・プログラムに基づいた認可を受けてのことである。 ユナイテッドではまた、客室乗務員の安全対策について研究の結果、全乗務員を対象とした新たなセキュリティ・トレーニング・プログラムを実行する。 ユナイテッドは、各航空機の電子的な暗号でロックをかけることのできるボックスに、最新型のテイザー兵器を設置する。ティザーは、パイロットがコックピットをハイジヤッカーなどから守るために使用するためのものだ。テイザーの設置は、ユナイテッドがこれまで展開してきたコックピット・ドアの強化を含む安全対策を更なるものにする。 「テイザーを設置することにより、コックピットの安全性が更に高まるというのが、ユナイテッド並びにユナイテッドのパイロットの見解です。テイザーによって、航空機自体に支障をきたすことなく、攻撃してくる相手を抑えることが可能になります」とユナイテッド航空COO兼上席副社長のアンドリュー・P・スタッダートは説明する。 テイザーは、即座に相手に衝撃を与えることのできる電子兵器である。ユナイテッドでは、連邦航空局の認可を受けて、近日中にコックピットヘのテイザー設置開始を予定している。テイザーは、テイザー・インターナショナル社から購入する。 ユナイテッードでは、テイザーの使用を含む、パイロットのためのコックピットの防御手段に関する特別トレーニングを導入する。 「ユナイテッドのパイロット並びに客室乗務員は、新たな安全対策やその手段、トレーニングなどについて、貴重な意見を提供してくれました」とスタッダートは語る。「航空機操縦士協会(Air Line Pilots Association)及び客室乗務員協会(Association of Flight Attendants)のセキュリティ問題に対するリーダーシップに感謝します」 客室乗務員のトレーニング ユナイテッドでは、現行のセキュリティプログラムに対応する、乗務員に関連する安全性確保のための調査を完了した。 結果、客室の安全性を強化するために考慮された乗務員のための特殊トレーニングプログラムを実行する。これは、乗務員自身の身を守り、客室全体の安全性を高め、乗客を援助するために役立つスキルやノウハウについての、全乗務員を対象とした新たなトレーニングである。ユナイテッドでは、プログラムの効果を最大限に保つためにも、乗務員並びにパイロットの新トレーニングプログラムの内容については、発表を差し控えている。 ユナイテッドの機内サービス担当シニアバイスプレジデントのサラ・フィールズはトレーニングについて、「機内と自らの安全を守るために必要な知識とスキルを身に付けてもらうためのプログラムを提供すべく、尽力をつくしてきました。今回展開するトレーニングは、最初の一歩にすぎず、航空保安の専門家や政府機関、そしてプロ意識をもって勤務にあたるユナイテッドの客室乗務員とで手を取り合って今後も、安全強化の方策を検討していきたい」と語っている。 |