ペトログリフ
PETROGLYPH

ペトログリフ(ハワイ島)

ペトログリフと呼ばれる絵文字がある。古代ハワイアンが、冷えて固まった溶岩の表面に記したものだ。絵文字と書いたが、ただの絵、あるいは記号だったのかもしれない。どんな意味を持ち、何のために書かれたのか、解明されていないからである。とはいえ、世を隔ててもわかりやすいのが絵である。刻まれたペトログリフを見るにつけ、人やカヌー、カメなど何となく理解できるものだ。

ペトログリフはハワイの各島々に遺っているが、ハワイ島に多くあるといわれている。コハラコーストのリゾート内では、ペトログリフ沿いに遊歩道を設け、旅行者が手軽に見ることができるようになっている。ペトログリフはハワイの各島々に遺っているが、ハワイ島に多くあるといわれている。コハラコーストのリゾート内では、ペトログリフ沿いに遊歩道を設け、旅行者が手軽に見ることができるようになっている。

それらの場所は昔、集落があった場所からは遠く離れていて、人々の日常生活と密接なつながりがあったとも思えない。またペトログリフが記されている場所は、ハワイアンにとって神聖な土地であり、神事との関連も研究されている。

滞在中にペトログリフを見にやってくる旅行者は皆、考古学者になったようだ。刻まれた絵を見ながら、あれこれと推測する。何となくわかりそうでわからない、そんな謎めいたところがいいのかもしれない。滞在中にペトログリフを見にやってくる旅行者は皆、考古学者になったようだ。刻まれた絵を見ながら、あれこれと推測する。何となくわかりそうでわからない、そんな謎めいたところがいいのかもしれない。

そして、ペトログリフがプリントされたTシャツをおみやげに買って帰るのである。それもまたハワイだ。

(Waikoloa, Big Island)