ハワイ州観光局／ホノルル国際空港、到着ターミナル間に連絡通路建設

　ハワイ州のリンダ・リングル知事は、850万ドルの予算を投じ、ホノルル国際空港のエバ・コンコース3階に、国際線メインターミナルへの連絡通路を建設すると発表しました。これにより、26～34番ゲートに到着した旅客は、これまでの連絡バスに代わり、この連絡通路を通ってスムーズに国際線メインターミナルへ進むことができるようになります。この連絡通路には動く歩道も設置されます。

　リングル州知事は、「連絡通路建設は、ハワイ州が23億ドルを投じ、12年をかけて行う空港近代化計画において重要なステップであると言えます。空港のサービスレベルは改善され、ハワイに到着した旅客に良い印象を抱いてもらうことができるでしょう」と述べています。

　現在、ホノルル国際空港に到着した国際線旅客の多くは、ターミナル間を結ぶ「ウィキウィキ・バス」で国際線メインターミナルに移動し、入国審査を受けます。しかし連絡通路完成後には「ウィキウィキ・バス」は廃止、その代わり空調設備の整った通路を通って国際線メインターミナルへ移動できるようになります。このプロジェクトにかかる費用は、米国連邦予算1000万ドルを含む4517万3500ドルに加え、州予算2667万3500ドルとされています。
　建設工事は今月には開始され、2008年11月に完了予定です。

ホノルル国際空港エバ・コンコース3階連絡通路　完成予想図