ハワイ・アメリカ陸軍博物館
U.S.ARMY MUSEUM OF HAWAII

ハワイ・アメリカ陸軍博物館

平和なリゾートで戦争について考えてみる博物館

アメリカ陸軍博物館はフォート・デ・ラッシー公園にある戦争をテーマにした博物館で、アメリカ国内に60以上ある陸軍博物館のひとつです。そのため英語では、U.S.Army Museum of Hawaiiと呼ばれています。陸軍博物館の建物は、1911年に造られて実際に使用されていたランドルフ砲台を利用して建設されています。砲台跡の細長いスペースに展示されているのは、第2次世界大戦を中心に朝鮮戦争やベトナム戦争など太平洋地域の戦争に関するもので、零戦など日本の戦闘機の模型や日本軍が使用していた武器なども並んでいます。また、屋外には戦車や戦闘ヘリコプターの展示もあります。

アメリカ陸軍博物館は入場無料で毎年、世界中からハワイへやって来た多くの観光客が見学に訪れていますが、陸軍博物館設置の本来の目的はアメリカ軍兵士にその歴史や武器の詳細について伝えることだということです。とはいえ、ハワイへリゾートを楽しみにやって来て、戦争に関するディープな展示を見せられると、深く考えさせられるとともに安心して旅行できる平和に感謝したくなるのではないでしょうか。アメリカ陸軍博物館はワイキキの便利な場所にありますので、ぜひ訪れてみたいものです。

アメリカ陸軍博物館の廊下のパネル展示
細長い廊下にもたくさんのパネル展示が
第2次世界大戦で日本軍が使用していた武器
第2次大戦で日本軍が使用していた武器の数々
零戦など日本の戦闘機の模型
零戦など日本の戦闘機の模型
戦地での陸軍兵士の戦闘風景のレプリカ
戦地での陸軍兵士の戦闘風景
第2次世界大戦でのハワイの街の様子
大戦中のハワイの街の様子
アメリカ陸軍戦闘ヘリコプターとトランプホテル
陸軍戦闘ヘリコプターとトランプホテル
アメリカ陸軍博物館の前庭に展示された戦車
アメリカ陸軍博物館の前庭に展示された戦車
アメリカ陸軍博物館のギフトショップ
ギフトショップ
ベトナム戦争でアメリカ軍を悩ませたゲリラの武器
ベトナム戦争でアメリカ軍を悩ませたゲリラの武器
カモフラージュの向こうに見える銃口
カモフラージュの向こうから銃口が
アメリカ陸軍博物館にある戦時中の写真展示
戦時中の写真
ランドルフ砲台の縮小模型
ランドルフ砲台の縮小模型
ランドルフ砲台に弾を込めている様子
砲台に弾を込めている様子
再現された戦地のバー
戦地のバーを再現

ハワイ・ アメリカ陸軍博物館の行き方など

住所
2131 Kalia Road, Honolulu
電話番号
(808) 438-2821
営業時間
火曜〜土曜 10:00〜17:00
入場料
入場無料(寄付金歓迎)
オーディオツアー(日本語あり)は5ドル
バスでの行き方
ワイキキのクヒオ通り山側から8、19、20、23、42番のバスに乗り、カリアロード(Kalia Road)とサラトガロード(Saratoga Road)の交差点で下車。アメリカ陸軍博物館は道路の反対側に見えます。
レンタカーでの行き方
ワイキキのアラモアナブールバード(Ala Moana Blvd.)、サラトガロード(Saratoga Road)などからカリアロード(Kalia Road)に入るとサラトガ寄りの海側にアメリカ陸軍博物館があります。山側のフォート・デ・ラッシーの駐車場に駐めて、博物館でバリデーションを受けると、駐車料金が割引になります。

ハワイ・アメリカ陸軍博物館の地図