Tギャラリア ハワイ by DFS
T GALLERIA HAWAII BY DFS

Tギャラリア ハワイ by DFS

Tギャラリアってどんなところ?

Tギャラリア ハワイ by DFSは、フランスの大手企業LVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)が親会社の路面店型免税店です。ハワイの他、グアムやサイパン、香港、オーストラリアなどにあるDFSのグループなので、海外旅行経験のある方でしたら見かけたことがあるのではないでしょうか。ホノルルやサンフランシスコ、ロサンゼルスの空港にもあります(空港の店舗名はDFS)。2013年に「Tギャラリア」の名称になる前は、「DFSギャラリア」という店名で営業していました。

親会社のLVMHは世界最大級の高級ブランド統括企業で、傘下にルイヴィトン、ブルガリ、ディオール、フェンディ、タグホイヤー、ドンペリニョン、マークジェイコブス、ゲランなど多数のブランドを所有しています。化粧品のセフォラやパリの百貨店ボンマルシェも経営しています。そのため、Tギャラリアのコンセプトは「旅行者のためのラグジュアリーショッピング」で、LVMH傘下のブランドをはじめ数多くの高級ブランド品が販売されています。明るく華やかな店内は、ファッション&アクセサリー、化粧品&フレグランス、ウォッチ&ジュエリー、ワイン&洋酒、フード&ギフトの各売り場に分かれています。

免税ショッピングとは

DFSとはDuty Free Shoppersの略で、その名の通り税金がかからないということです。ここでいう税金とはアメリカの関税やハワイ州の消費税で、アメリカ国内で消費しないという前提で免税になるものです。但し、商品を大量に購入した場合など日本の許容免税額を超える場合には、帰国時に課税されることになりますのでご注意ください。また、ハワイからアメリカ本土やグアムを経由して帰国する場合など、ホノルル空港(ダニエル K イノウエ空港)から海外に向けて直接出国しない場合は、Tギャラリアでは免税ショッピングができません。

Tギャラリアの店内と買い物方法

Tギャラリアの売り場は1階から3階まであり、1階と2階は非免税フロアで3階が免税フロアです。以前は3階の免税フロアに入場するためには、旅行会社あるいは1階のサービスカウンターで発行される入店カードが必要でしたが、現在はどなたでも自由に入場することができます。但し、3階の免税フロアで買い物する際には、お店のスタッフに日本に帰国するフライトのEチケットの写し(日付と便名が表示されているもの)やパスポートを提示し、ショッピングカードを受け取らなくてはなりません。3階の免税フロアで買った商品はその場で渡されず、日本に帰国する際にホノルル空港の搭乗ゲートで引き渡しとなります。免税のシステム上、確実に米国内で消費できないようにするための措置です。搭乗ゲートでの商品受け取りの際には引き換え証が必要ですので、大切に保管しましょう。3階の免税フロアでは、お酒、タバコの他、プラダ、フェラガモ、トッズ、バーバリー、ロエベなどのブランド品、ブルガリ、カルティエ、エルメス、グッチ、タグホイヤーなどのアクセサリー、ジュエリー、時計が販売されています。

1階と2階は非免税フロアですが、商品に付いているタグ(値札)の価格に対して消費税が課税されることはありません。内税のようなものと理解すれば良いかもしれません。1階と2階で買った商品は、そのまま持って帰ることができます。2階の半分以上のスペースはコスメ売り場となっていて、シャネル、マック、ランコム、ゲラン、ロクシタンなど30近いブランドの化粧品が販売されています。コーチ、トリーバーチ、ケイトスペード、トゥミ、レスポートサック、スワロフスキーなどのショップはこのフロアです。1階には、マークジェイコブス、マイケルコース、エンポリオ アルマーニ、ポロ ラルフローレン、バーバリーなどブランドの路面店、コナコーヒー、チョコレート、マカデミアナッツ、クッキーなどのお土産を販売するギフトコーナーがあります。

Tギャラリア ハワイ by DFSの店内
明るく華やかなTギャラリアの店内
Tギャラリア ハワイ by DFSのロイヤルハワイアン通り側入口
トロリーやシャトルバスが停まるロイヤルハワイアン通り側入口

Tギャラリアの賢い利用法

Tギャラリアは年中無休で、午前9時30分から午後11時まで営業しています。日中はビーチや観光、オプショナルツアーに出かけても夜遅くまで開いているので、ショッピングの時間を十分に取ることができます。アラモアナセンター(平日は午後9時まで)、ロイヤルハワイアンセンター(午後10時まで)など先に閉店するショッピングセンターを優先し、Tギャラリアはその後で行くようにすれば、滞在時間を効率よく使うことができます。ワイキキの多くのホテルから徒歩圏内なので夜遅くても安心です。また、ゆっくりと買い物を楽しみたいのであれば、Tギャラリアが混雑する夜の時間帯は避けて日中に訪れるがいいでしょう。

Tギャラリアでは、ハワイのおみやげの定番ともいえるコーヒー、チョコレート、マカデミアナッツ、クッキーなども販売されています。しかしながらこれらのお土産は、ABCストア、ロングスドラッグ、ウォルマート、ドンキホーテなどで買った方が安いものが多いです。特にそれらのお店がセール中や広告の品になっている時はお買い得です。いろいろなお店を回って値段をチェックし、その後で購入するのが良いでしょう。

3階の免税フロアで購入した免税品は空港の搭乗ゲートでのピックアップとなりますが、これは買い物した荷物を持ち歩く必要がないということです。ショッピングバックをいくつも抱えてホテルまで帰らなくてもいいのです。空港できちんと包装されて手渡されるので、帰りのスーツケースのスペースを気にせず、他のものを目いっぱい詰められます。

最近ではハワイに出かけてもスマホ片手にネットで情報をチェックしながらという方が多いのではないでしょうか。Tギャラリアには無料のWi-Fiがあるので、データ通信量を気にしなくても良いのがうれしいですね。

Tギャラリア ハワイ by DFSの全景
ロイヤルハワイアンセンターから見たTギャラリア
Tギャラリア ハワイ by DFSのフード&ギフトコーナー
フード&ギフトコーナー

Tギャラリア ハワイ by DFSの基本情報

住所
330 Royal Hawaiian Avenue, Honolulu
電話番号
(808)931-2700
営業時間
9:30〜23:00
行き方
ワイキキのカラカウア通りとロイヤルハワイアン通りの角。どちらの通りからも入れます。
無料の駐車場あり、ルワーズ通りに入口。

Tギャラリア ハワイ by DFSの地図