ゴーエアー
GO! AIR

ゴーエアー

ハワイで他の島に移動するときに使うのは、ほとんどが飛行機だ。日本で飛行機に乗るというと、ちょっとした旅行のような気がするが、ハワイではバスに乗るような気軽さだ。近年のテロ対策で、搭乗までのセキュリティ・チェックは強化されているが、席は自由だし、飛行時間は短いので、“ちょっとそこまで気分”である

ハワイ諸島間にはいくつかの航空会社が就航していたが、長い間、アロハ航空とハワイアン航空の2強が中心的役割を担ってきた。その間にもマハロ航空が新規参入したり、アロハ航空がチャプター11(日本でいう会社更生法)を申請したりと、時折、事件があったが、大勢に影響はなかった。

ところが、今年の3月31日限りでアロハ航空が本当に運航を停止してしまった。事実上の倒産であった。その原因のひとつとなったのが、Go! Airの参入による価格競争激化である。

競争の是非はともかく、このGo! Air、機体も小さく合理的でシンプルである。搭乗の際も飛行機まで歩いていき、ささやかなブリッジを上るだけだ。“ちょっとそこまで気分”がますます高まっている。

(KOA, Big Island)